本音120%!結婚式のプロとして新郎新婦へお伝えしたい大切なこと

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*まえがき*

Photoarts Wedding(フリーランス結婚式カメラマン喜久里周)のブログをご覧いただき、ありがとうございます。Instagramで写真を気に入って詳しく見て頂けたり、何かのキーワードでたまたま巡り合ってこのページをご覧頂いているかと思います。

お忙しい中かと思いますが、もし読んでみて何かを感じるようであれば、どんなことでもメッセージを頂ければ嬉しいです。

普段お顔合わせや打合せの中でお伝えしていることを率直に書きました。結婚式カメラマンとして、新郎新婦お2人が、本当に納得のいく結婚式を挙げている姿を思い浮かべながら本音120%で書きました!!文章が長くなるので区切りながらお伝えさせて頂きます。



<結婚式は式場のため?>

このブログをお読みのプレ花嫁様に質問です。あなたは、ご自身の結婚式で「何を」大切にしたいと思ってますか?

運命の一着「ウェディングドレス」でしょうか。ゲストのみなさんをおもてなしする「食事」でしょうか。ご参列の皆さんにとって重要な「ロケーション」でしょうか。一生形に残る「写真や映像」でしょうか・・・

これはほんの一部。人の数だけ、大切にしたい想い・こだわりは様々かと思います。これまでの人生で最も大きな買い物となる方も多い結婚式。打ち合わせやフェアで内容を決めていく以外に「自分達で選ぶ」という選択肢を考えてみた事はありますか?それが「持ち込み(外注)」です。

確かに結婚式は準備したり手配するものがとても多く、自分たちで全てを決めるのは本当に本当に大変なことです。納得して選んだ場合は全く問題ないのですが、プランの中から何となく決めたり、本当は持ち込みたいのに”仕方なしに決めた”という場合、後々に後悔が残ってしまうかもしれません。

このブログをお読みの方の中には「外注を検討している」「持ち込みの交渉をしたい」という方がきっと多いかと思います。まずは婚礼業界特有の「持ち込み禁止」の本当の意味についてお伝えしていきます。



<結婚式で持ち込みは本当にNGなの?>

主にこのような理由から”持ち込み禁止”が一般的になっています。

1:業務提携による収益確保のため

(式場と業者の提携によって多額のマージンが発生しており、外部持ち込みを緩和することで自社収益の機会損失となるため)持ち込み料は良識のあるものなら確かに理解出来るのですが、必要以上に高額であることがよくあります。

2:予期せぬリスクを回避して新郎新婦を守るため

3:均一な品質で提供するため

結婚式やウェディングパーティーを”心から満足いくもの”にするため率直にお伝えすると”持ち込み禁止”は婚礼業界特有の業界文化のようなものです。

実際に「独占禁止法」(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)という消費者救済のための法律も存在しますので、事業者(式場や提携業者)だけが一方的に優位という訳ではありません。

*参考:公正取引委員会(http://www.jftc.go.jp/dk/dkgaiyo/gaiyo.html)


<列席者として>

結論からお伝えすると、「写真好きの友人として、当日まで黙って持ち込むこと」だけは絶対におすすめしません。なぜなら、真剣に撮影する姿や立ち居振る舞いを見れば、すぐに分かってしまうからです。

持ち込みは禁止であっても、それだけで諦めることはありません。交渉の余地はありますし、式場さんに隠すのではなく「正当に」カメラマンとして撮影が出来る手段があります。その1つが「どうしてもお願いしたいカメラマンがいることをプランナー様に交渉の上で、列席者として撮影すること」です。

持ち込み(外注)カメラマン以外の手段として、式場さんによっては「列席者としてなら自由に撮影が可能」なケースもあります。お席を用意してゲストとしてお招き頂くことで、実は持ち込み料を支払うよりも節約になるケースもあります。

持ち込み料が¥50,000
列席での1名分の席料が¥25,000(引き出物を含まず)

※式場さんや交渉時期(早期か直前か)によって事例は異なるので、あくまでも参考程度とお考えください。


<式場と契約する段階で、持ち込みの相談を>

式場さんのポリシーとして、「持ち込みをこちらから案内はしない(持ち込み禁止)ものの、強い要望があれば、柔軟に対応します」というケースも実は多々あります。

こういった情報が契約時に伝えられれることは基本的にありません。なぜなら「どうしても強い要望」を叶えるための救済手段だからです。決して新郎新婦に不利益となる事を行っているのではなく「熱意を持って交渉した場合、対応が変わる場合もある」ということです。

旅行のツアーパッケージなどと同様、どうしても拘りたい部分を個人手配することで「割引の適用」は効かなくなります。列席者としての撮影の場合、一部撮影に制限が出ることもありますが、その辺りはメリットもデメリットも含め、直接お伝えしています。

このようなことから「節約したいから外注する」という場合、かえって式場さんに頼んだ方が安くなるケースもあります。その一方で、「交渉の上で外注した方が良い」ケースもあります。次の項では、節約だけではない、写真や映像を外注する最大のメリットについてお伝えしていきます。



<結婚式は”一瞬”のこと。写真や映像は”未来”への贈り物>

外注の最大のメリットは「自分たちの価値観に合った選択が出来る」ということです。大きなメリットを感じやすい「値段」はもちろんの事、カメラマンとの「相性」はとても大切。サンプルの作品だけで決めるのでなく「自分たちと合うかどうか」で、写真や映像の満足度は大幅に変わってきます。

写真に関しての一例ですが「セットで買わされる」アルバムの場合、高いお金を払っても、その価値を感じにくいかもしれません。逆に、納得の上で選んだカメラマンが撮った写真、そして1つ1つこだわり抜いて作られたアルバムなら、間違いなく「一生大切にしたくなる」ことでしょう。

誤解の無いようにしっかりとお伝えしますが、「フリーランスが偉い」「持ち込みこそが正しい」ということを伝えたいのではなく、「自身の価値観や想いを軸に、きちんと納得して選ぶことが大事」ということです。


<提携業者の特徴>

・会場を熟知している(提携業者のみ撮影可能なスペースがある)
・会場スタッフとの連携が良い
・カメラマンが当日までわからない(好みのテイストに合わない場合もある)
・品質が均一(良すぎるものはNGとされる場合がある)

撮影業者として式場と提携する場合、どうしても「きめ細やかな対応」には限界があります。例えば事前の打ち合わせが無かったり、アルバムの写真が選べなかったり、デザインがテンプレート化されていたり。これだけ見ると「手抜き」のように感じられるかもしれませんが、決してそうではなく、規模が大きくなる分、納品のスピードや品質を保つためにも、「合理的であること」が最優先とされています。


<外注業者の特徴>

・カメラマン独自の作風、テイストがある(色味や明るさ等)
・豊富な経験値と技術力(どのような条件でも対応できる)
・親切丁寧な人が多い(きめ細やかな対応が可能)
・カメラマンを指名出来る(安心感がある)
・マージン等の不要なコストが発生せず、高品質を保てる

結婚式の撮影を専門とするフリーランスや小規模のクリエイターチーム(撮影会社)の場合、自分たちのニーズに合った選択が出来ることが最大のメリットです。「値段の安さ」「撮影実績」「写真の作風」「カメラマンの人柄」など、選択肢は様々あります。

 


まとめ

 

<一生形に残るもの・・・だからこそ>

結婚式の素敵な1日を、何年たっても形に残すことが出来るのは、写真と動画だけ。だからこそ、「式場に指定された業者」だけではなく、選択肢の1つとして「この人、この会社にお願いしたい」という信頼関係を大事にして、心から納得するものを選んで頂きたいと願っています。

大手結婚情報誌やブライダルフェアの情報だけでなく、もし気になるカメラマンがいるのであれば、ご依頼の有無を問わず、一度会って話をすることを是非おすすめします。遠方で難しければオンラインでも大丈夫ですし、もしその1人が自分であれば、とても嬉しいです。

もし写真や結婚式全般のことで何か心配なことや悩んでいることがあれば、気軽にメッセージをくださいね^^

 


◆無料相談のご案内◆

「自分たちと相性の良いカメラマンが良いな」
「いろいろ相談して納得の上で選びたいな」
「実際の写真を見て選びたいな」
「持ち込み交渉について相談したい」

とお感じでしたら、是非一度お話してみませんか?もちろんご依頼を正式に決める前で大丈夫です^^可能な方は対面にて、難しそうであればLINEなどでも可能です。まずは無料相談(対面/LINE)でお話しましょう!写真以外のご相談も大歓迎です。


★相談会の内容(詳細)★

◎写真や撮影に関するご相談
実際に撮影したお写真を、お話しながらご覧頂けます。
もちろんベストショットだけでなく「全データ」見ることができます!

◎式場への交渉や、結婚式準備全般についてのご相談
持ち込み禁止の会場で、様々な交渉で撮影が可能になるケースがあります。
ゲストとしての撮影と、持ち込みカメラマンの違いなどもご説明させて頂きます。

◎簡単な撮影
ご希望の方は、相談会とあわせてエンゲージメントフォト(私服撮影)の無料体験も行ってます。
数カットのお渡しとなりますが、後日データをお送りさせて頂きます。

都内や横浜近辺のカフェ・ラウンジにてお話させて頂いております。(新宿・渋谷・銀座・横浜・その他)対面以外でのご相談も可能ですので、お気軽にご相談ください!

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代表/Photographer:喜久里 周(Syu.Kikuzato)

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